ダメなオタクのダメな生き方

言いたい事だけ書きます

オタクは推しを全肯定するべきなのかー私はリアコじゃないけど

クソオタクが自己満で書き殴っているブログですが、過去記事読んでくださったりスターつけて下さった方ありがとうございます。文章を書くのが下手なので読みにくいし、たぶんその内飽きるかとは思いますが、気が向いたらお付き合い下さい。

 

 

 

推しについて舞台やイベントの感想を書くべきだが、あまりにも特定余裕過ぎて下書きのままになっている。推し以外で最近見に行った舞台は若俳まったく関係ない小劇場系なので、それについてここで書くのは違うし。2月は髑髏城の下弦とノスワンを見に行きたいと思っているが、来月の勤務予定がまったく分からないので予定が立てられないままである。社蓄は弱い。精神的にも金銭的にも。

という訳で推しの仕事について書く代わりに、推しとどうやって向き合っていくべきか最近ぼんやり考えていた事をアウトプットしてみようと思う。

 

 

学生時代、私はゆきりんのオタクだった。たいして金も落としていない、ぬるい茶の間だったので、今となってはオメーそれはオタクじゃねーよと思うのだが。ゆきりんを推せないと思ったきっかけは今でもよく覚えている。

加入時からずっと黒髪だったゆきりんがある時茶髪になった。

ゆきりんは、いつかの堂○兄弟でアイドルは黒髪であるべきと話していた。リアルタイムで番組を見ていた私は、自分の好きなゆきりんはもういないのだと思った。裏切りだとか、嘘つきだとは感じなかったし、髪型くらい本人の好きにしてくれてかまわない。アイドルは黒髪であるべきと語り、アイドルとしてこうありたいと番組内で自身でプレゼンしていたゆきりんが茶髪にした事を、私は肯定してあげることができなかった。

 

オタクはいつでも推しを肯定してあげるべきなのだろうか。

私は未だにこの問題に答えを出せずにいる。

 

時々、パフォーマンスや対応についてファンレターでダメ出しをしてしまった、というオタクがいる。そういう行動に出るオタクの推しに対する熱量たるや、凄いものである。きっと私には真似できないだろう。(もちろんアンチとして行動する人もいるのだろうが)

それは、推しの事を隅々まで見ていて凄いですね等という嫌味や煽りからではない。単純にめんどくさいのだ。しんどい。私には無理だ。

いやだって、人に注意するのってめちゃくちゃ体力欲しくないか?ましてや相手により良くなって欲しいと思い、どうすれば限られた言葉の中で効果的に伝えられるか考え、実際に相手が心動かされるかも分からない中行動に移すわけだ。推しに伝える前にこちらの心が折れてしまい、まあ今回はいいかと目を瞑ってしまうオタクもいるはずだ。かといって、オタクとして買い支える以上肯定もできない。我々オタクはどうしたらベストなのだろうか。

 

私の推しはトーク力がない。

おそらく今までの芸能生活の中で感じ、経験してきた事からの影響は大きいだろう。推しの歩いてきた芸能生活は、決して平坦な道ではなかったはずである。それは私のような新規のオタクでも分かる。下手に話さないほうが上手く回る場面もあるだろう。

しかしながら、私はもっと推しの声を聞きたいし、推しの考え方や好きなこと嫌いなこと、まだ私が知らない推しの一面を見せて欲しいと願っている。私は推しの現状を推しが可愛いからという理由で肯定しているが、この先は分からない。1年後、2年後もオタクでいるのだろうか。今はまだ何も考えられない。

推しの名前で検索すると、彼女は誰々とかいうお決まりのSEO対策したクソのようなアフィリエイトサイトやらブログやらが上位に出てくる。この手のサイトが情報化社会の精神年齢を著しく低下させている事は置いておくとして。先日その彼女だとか揶揄されている人物が、推しの舞台を観劇しましたとツーショット写真を上げてツイートしていた。推しはその日のツイッターでその件について何も触れなかった。おいおい付き合いの長い相手じゃないか、苦楽を共にした相手が今の自分の活躍を見に来てくれたのに触れなくて良かったのかと心配になった。こんな細かい所にまでオタクに気を使わなくてはいけないのか。相手が女性だから、大切な仕事仲間が観劇に来てくれた、嬉しい!と呟いてはいけないのか。推しよ、精神的に疲労しないのか。

推しにもっと好きに話して欲しい、オタクや周囲に気を使いすぎているのではないか心配だ、と伝えられたら私は楽になるのだろうか。

 

推しの事は最高にキュートで男前でかっこ良くて、毎日推しの画像を見て、推しの出ている映像を見て、推しのナレーションする動画を見て(たどたどしいナレーションがとても可愛い)、推しの歌を聞き、ダンスを見ている。推しの事を考えると尊くて苦しくなる。ちゃんと温かくして寝ているのか。ちゃんとご飯を食べれているのか。大雪の日にいつもの原宿の美容院へ行ったみたいだけど、雪道で転ばなかっただろうか。

私は一人のオタクとして推しの事を考え、苦悩し、何も手につかず大森靖子を聞いてボーっとしたりするが、リアコではない。

これは元々自分が二次オタでアニメキャラが大好きで、だけどそんなに大好きなアニメキャラに対して会いたい!付き合いたいし結婚したい!と真剣に思った事がないからだと思う。推しの事もきっと二次元のアニメキャラと同様に、自分とは絶対に交差しないレールの上にいる人で、遠い遠い存在だと思っているのではないだろうか。事実、若手俳優なんて役者にもよるだろうが身近だけど遠い存在だ。友人や知人に飲み会混ぜてください、サインもらって来てくださいなんて言いたくないし、申し訳ないけれど言える人はちょっと厄介なオタクの仲間入りだと思う。そもそも推しと年が離れすぎてるし。それにオタクである以上、ガチで恋しても推しとそのオタクという関係性は永遠に続くだろう。それってきっと、ぬるいオタクでいる今よりずっと苦しい。

 

前述したダメ出し云々だが、おそらくリアコだったら簡単に飛び越えられる問題なんだと思う。だって職場や学校やバイト先で会う人々と同じように現実の目の前にいる人物として推しが好きで、好きな人に「あれやめなよ評判悪いよ」「なんでSNSでああいう事するの?悲しむ人もいるよ?」とより良い方向に変わって欲しくて伝えるのは正常な事だから。いやまあ別に私は推しの話下手について変わって欲しい訳じゃなくて、自分の見せ方について苦しんでるんじゃないか不安だから、もう少し気楽にやってくれ~程度の訴えですけども。とは言え、急にめちゃくちゃ饒舌になってガンガン前に出てくる推しを見たらビビる。今コンビ売りされている相方はそりゃもう生き方うめえなというくらい笑顔で伸び伸びやっていて、彼を見ているとこちらも笑顔になってしまうのだが推しと比較してしまうのも事実だ。

 

推しは気遣いの塊のような男でいい子ちゃんだが、そんな推しもいつか炎上するのだろうか。男性芸能人のオタクになった事がないので、その時自分は推しを肯定するのか、それとも否定してオタクをやめるのか未知である。

人によって肯定できない事の基準は様々だと思うが、推しをいつでも肯定するべきなのかは私にとって永遠の命題である。

 

 二次オタってそう思うと精神的にめちゃくちゃ楽だった。アニメに出てくるキャラクターはその本編が全てで、解釈変わんないし。過去にアスラン・ザラとかいう愛しのハゲを監督夫婦におもちゃにされた事は今でも根に持ってるけどな。アニメの最後なんだよ、女ったらしの訳分かんないキャラじゃねーか本カノどうすんだよ。

三次は常にアップデートされるから、日々しんどいです。